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顔のわずかな動きでも操作が可能なニューロード

顔の筋肉の動きを読み取るEMG(筋電)スイッチ

ALS患者様は、顔の動きによりニューロノードのEMG(筋電)スイッチを利用できます。顔の筋肉の動きが限られていても、かすかな動きでリード線アダプターを使用してニューロノードを利用可能。ワイヤーを顔の筋肉に取り付けることで、EMG信号を受信し、デバイスでスイッチ入力ができます。多くのALS患者様は最終的に動きの制御を失いますが、ニューロノードはわずかな信号でも通信デバイスを使用することができるのが特徴であり、最大の強みです。

ニューロノードの底部にある電極を、顔の筋肉に配置する小さなワイヤーに取り付けます。 ニューロノードは、ユーザーの信号を増幅して解釈し、ニューロノード通信デバイスに送信します。アメリカやオーストラリアではすでに多くのALS患者様がこのオプションを選択し利用しています。

顔の最適な配置を決定するために、まず、眉毛、頬、または舌の筋肉の動きを反映している箇所を探します。かすかな筋肉の動きがEMG信号を誘引し、デバイスによるスイッチ入力を可能にします。弊社のコンサルタントが、ユーザーにとって信頼性の高いベストな箇所への配置を支援します。

視線でマウスを動かし、筋肉の動きで入力できる

EMGによって有効化されたニューロノードは、視線技術と連携して動作します。ALS患者様は視線でマウスを動かし、顔の筋肉の動きでニューロノードを制御しスイッチ入力することができます。視線とニューロノードの組み合わせは、視線のみの場合と比較して、ALS患者様のコミュニケーションの速度と精度が上がるため、疲労は大幅に軽減されます。

 

ニューロノードは柔軟なシステムで、ALS患者様が視線を使うことに疲労を感じる場合は、スキャンのみでも使用することができます。ご自分の状態によって、一日の中でもアクセス方法を変えてデバイスを利用することができます。

ヴィニーのサクセスストーリー

ヴィニーは32歳になる直前の2015年9月にALSと診断されました。2018年4月、彼は挿管され、気管切開を受けなければなりませんでした。

入院中、ALS協会は彼に視線だけで音声を生成する装置を提供しました。しかし、残念ながら、ヴィニーは目の焦点を合わせるのが難しかったため、この装置を使うことができませんでした。その後1年間、彼の家族は彼の唇を読み、アルファベットボードを使うコミュニケーション方法しかありませんでした。

彼の母親ダイアンはFacebookでニューロノードを知りました。彼女は地元のコントロールバイオニクスの担当者であるトリシアに連絡を取り、事態は急展開します。

この時点でヴィニーは完全に寝たきりになり、彼が動かすことができた唯一の筋肉は顔の筋肉だけでした。ヴィニーも家族もあきらめていました。しかし、コントロールバイオニクスのチームは、ニューロノードのリード線を彼の顔の筋肉に取り付け、30分程で最適な箇所を探り、スイッチを作動させることに成功しました。

そして現在、ヴィニーはニューロノードを自由に使って一日中多くの人々とのコミュニケーションを取り、楽しんでいます。ヴィニーは 「私の人生は変わりました。ニューロノードはもはや私の命綱です」とコメントしています。

当社のニューロノードまたはフェイシャルコントロールについてご質問がある場合は、お気軽にお問い合わせください。お試しをご希望の方は、トライアルページよりお申し込みいただけます。

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