EMGで筋肉の活動状況を詳細測定
リハビリでの活用
ニューロノードは、特定の筋肉の電気的活動を検出する筋電図(EMG)測定装置です。ニューロノードが開発された目的は、ALSなどの神経変性疾患や脳性麻痺などの重度障害によりコミュニケーションが困難な患者様向けのコミュニケーション支援です。
しかしながら、ニューロノードの特徴的な機能がリハビリ業界から注目されています。
EMGにより筋肉の活性化状況が測定できる
ニューロノードは、ユーザーの筋肉活動を常に計測しています。この活動レベルの値をデータ化し、記録することができます。
リハビリにおいては、患者がニューロノードを装着することで、筋肉の活性化がどの程度改善しているかを測定、モニタリングすることができます。回復状況を監視し、改善進捗を定量的なデータで診断することができます。
筋肉の状態を数値で把握できることのメリット
患者がリハビリの進捗度を、筋肉の活性化状況をEMGによって測定・記録し、各記録間の筋肉活動の増減を客観的な数値によりモニタリングします。これにより、患者の状態が改善したか悪化したか、またどの程度改善したかがをデータで判断できるようになります。
また、患者自身も、筋肉活動の改善レベルをグラフでリアルタイムで確認することができるので、モチベーションアップにつながり、リハビリにより前向きに取り組むことができます。これはバイオフィードバック療法ともいいます。このデータはcsv ファイルとして保存され、Excel で開いてグラフ化でき、また他のデバイスに転送可能です。
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