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[プレスリリース] ダブル技研株式会社との協業により、EMG(筋電図)とAIを用いた 次世代オールラウンドデバイス「ニューロノード トリロジー」の日本での提供を開始

本日、以下のプレスリリースを発信いたしました。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)や、MND(運動ニューロン疾患)などの患者向け
意思伝達装置の開発メーカーである、オーストラリアのControl Bionicsが
ダブル技研株式会社との協業により、EMG(筋電図)とAIを用いた
次世代オールラウンドデバイス「ニューロノード トリロジー」の日本での提供を開始

Control Bionics Limited (オーストラリア証券取引所上場:CBL(以下「CBL」))は、日本市場に参入するために、日本における意思伝達装置のディストリビューターであるダブル技研株式会社(神奈川県座間市、和田博社長)と独占的なパートナー契約を締結しました。

CBLは、ダブル技研と緊密に連携して、ALS、脳性麻痺、知的障害、脳卒中、外傷性脳損傷など様々な症状を持つ人々に、ニューロノード トリロジーを提供開始します。

■次世代オールラウンドAIデバイス 「ニューロノード トリロジー」 の特徴:
・筋肉を動かす際に皮膚の表面で発生する電気信号を測定し、その推移であるEMG(筋電図)をAIが識別します。 体調や身体状況に合わせて常に最適な感度・閾値をAIが自動で調整する事により、自在なマウス操作や意思として発信することができます。このニューロノードはCBLが長年の研究により開発した独自技術です。ニューロノードは、従来のアイトラッキングよりも最大47%高速で、ユーザーの疲労が大幅に軽減します。
・様々な症状を持つユーザーに対応できるよう、ウェアラブルEMGデバイスの空間座標による測定や、従来からある視線追跡(目の動きの測定)など、複数の機能を個々のユーザー向けに組み合わせて提供します。

・今回、日本での提供開始にあたり、日本語のアプリケーションを独自開発しました。加えて、視覚シンボルを用いて言葉の使い方を学びながら会話ができる子供向けの会話アプリケーションも開発しています。その他、PC操作・SNS・メール・ゲームなど日常のコミュニケーションや学習以外にもユーザーの可能性を最大限に広げる為の次世代オールラウンドデバイスです。

ダブル技研の和田博社長は、次のように述べています。
「1年前に遡りますがニューロノードとの最初の出会いと衝撃的な体験は、私の記憶に鮮明に残っています。 ニューロノードのユーザーは、新しい人生を体験することができると確信しました。我々は日本の患者さん、ご家族、すべての支援者に笑顔と可能性を届けます。 Control Bionicsは、日本での成功を楽しみにしていただきたい。」

CBLのCEOであるRob Wongは、次のように述べています。 「日本には私たちの世界トップクラスの技術に対する大きなニーズがあると確信しています。」

Control Bionicsの技術は、2022年4月16日(土)、17日(日)に東京大田区で開催される、日本最大の子供の福祉用具展であるキッズフェスタで紹介されます。(入場無料)
http://www.kidsfesta.jp

■本件に関するお問い合わせ先

Control Bionics Limited 日本支社
https://controlbionics.co.jp/
担当:北山

ダブル技研株式会社
45年の歴史を持つ最先端の産業用ロボットハンドおよびファクトリーオートメーション機器メーカー。意思伝達装置の製造・販売も行っている。
難治性神経疾患者向けに、日本市場での24年の経験、専門知識と信頼により、3,000件を超える導入実績を誇る。
https://www.j-d.co.jp/
担当:堀込

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