本日、以下のプレスリリースを配信しました。
ALSと関わる方の交流の場である「ALS Café」に
Control Bionicsがパートナーとして参画
Control Bionics Limited (オーストラリア証券取引所上場:CBL(以下「CBL」))は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に関わりがある方の集まる情報共有の場である、ALS Caféにパートナーとして参加いたします。
ALS Caféは、東邦大学医学部脳神経内科が主催し、ALSの患者様や介護に関わっている方に加え、ALSに関心のあるすべての方々を対象に、手軽に相談や交流ができる場所として定期的に開催されています。
CBLは全世界のALSの患者さまへAAC(拡張・代替コミュニケーション)ソリューションであるニューロノードをご提供しており、そのサポートをする医師、言語聴覚士などの方々ともネットワークがあります。ALS Caféにパートナーとして参加することで、ALSに関係する皆さまの情報共有に貢献できるよう努めてまいります。
■ALS Caféの概要
主催: 東邦大学脳神経内科
次回開催:2022年9月17日13:00〜16:25、ZOOMにて開催
URL: https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/neurology/patient/diagnosis/als/cafe/yo_20220917.html
プログラム:
ご挨拶 ・「ALS Caféへようこそ」 東邦大学脳神経内科 教授 狩野 修 1 栄養・呼吸 座長:東北大学内部障害学分野 教授 海老原 覚 ・「ALSにおける栄養療法UPDATE」 東京都立神経病院 副院長 清水 俊夫 ・「在宅NIV呼吸ケア ~NIVでALSの進行を遅くできる?~」 いきいきクリニック 院長 武知 由佳子 2 リハビリ・非運動症状 座長:東京都医学総合研究所 中山 優季 ・「ALSにおけるHybrid Assistive Limbの有用性」 東邦大学脳神経内科 助教 森岡 治美 ・「ALSの見過ごされやすい症状」 東邦大学脳神経内科 講師 平山 剛久 3 海外での取り組み 座長:東邦大学脳神経内科 教授 狩野 修 ・「An awful lot to live for」 Dr. David Paul Capelle, Motor Neurone Disease Clinic, University of Malaya ・「ALS in Indonesia : A Perspective of Current Care and Challenges」 Dr. Sheila Agustini, ALS Indonesia Foundation Neurologist 4 基礎研究 座長:名古屋大学環境医学研究所 教授 山中 宏二 ・「デジタル技術とiPS細胞を用いたALS研究」 京都大学iPS細胞研究所 教授 井上 治久 ・「ALSに対する抗体治療の未来展望」 滋賀医科大学脳神経内科 教授 漆谷 真 5 ALS患者さんからのメッセージ 座長:東邦大学脳神経内科 客員教授 津田 浩史 ・「今日も明日もみんな笑顔でいられますように」 藤田 美佳子 様 ・「手書き文字の個性を記憶するサービスの実現」 牛上 彩 様 / 明治大学 中村 聡史 6 ガイドライン 座長:徳島大学大学院臨床神経科学分野(脳神経内科) 教授 和泉 唯信 ・「新しいALS診療ガイドライン」 東北大学神経内科 教授 青木 正志 総合討論 座長:愛知医科大学神経内科 特命准教授 熱田 直樹 |
■Control Bionics Limitedについて
筋電図(EMG)を使ったデバイスであるニューロノードと、視線入力装置を組み合わせたニューロノード トリロジーなどのAACソリューションを全世界でご提供しています。ユーザーは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、MND(運動ニューロン疾患)、脳性麻痺、脊髄性筋萎縮症、脊髄損傷などの重度の運動障害・言語障害を持つ患者さまです。
ニューロノードでは、筋肉を動かす際に皮膚の表面で発生する電気信号を測定し、AIが随意運動として識別、スイッチとして処理することで、従来の視線入力のみと比較してコミュニケーションが格段に改善されます。オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学が発表した論文では、最大47%高速になり、ユーザーの疲労が大幅に軽減された結果が発表されています。
日本では、日本語のアプリケーション、視覚シンボルを用いて言葉の使い方を学びながら会話ができる子供向けの会話アプリケーションも提供しています。